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zoom RSS 老朽家屋の課題

<<   作成日時 : 2012/08/26 11:18   >>

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 都心には多くの“廃屋”がある。とりわけ、下町の風情があると言われ、防災に熱心な地域ほど、町の人の思惑とは異なって、「建物の老朽化」が放置され、災害時の悪性腫瘍となっている。
 バケツリレーを、市民消火隊によるD級ポンプ操法を、中高生の避難所活動を、とさまざまなソフト面の防災力の蓄積が言われるが、果たして、東京の街の構成から見て、そんな対処療法的なことで、良いのだろうかと思えることがある。
 実際、昼間の火災現場ですら、市民消火隊が出動しているのを見たことはないし、2階建ての建物が炎上している輻射熱に対して、D級ポンプの有効放水射程の中で放水することが可能とも思えない。たぶん、放水している人の衣服が先に焦げるではと思う。防災教育や防災指導に際して、どこまでが可能で・どこからが不可能かを「明確」にしておかないと、幻想を植え付ける無責任な防災力になるのではと思う。火災調査探偵団でも触れているが「天ぷら油火災に、水を濡れたシーツを被せる。」消火方法は、消火の反面、やけどのけが人を増やすことになっており、このような消火方法を実態もわきまえずに指導することは罪ですらある。 
 ソフト面のことは、やらないよりは、やったほうが良いが、ソフト面よりもハード面での施策をきちっと進めることが肝要だ。そのような中で、今、自治体で、老朽化した住宅、とりわけ、“居住者の居ない、放置されたままの廃屋”に対して、積極的に関与して行こうという機運がある。木造住宅密集地に対しては、都道府県による都市計画での不燃化促進と有効幅員道路の建設が少しづつ進められているが、区市レベルでの防災対策では、都心の放置廃屋の対策が大きな課題であると思う。都市機能の整備が、基本的な防災力であると思う。
参考: 老朽家屋等の適正管理に関する条例
http://www.city.adachi.tokyo.jp/hisho/ku/kucho/mainichi-20120821.html

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